自宅で作れる!理想の糸引き*松の黒豆納豆の作りと世界の納豆

松の葉っぱについている枯草菌を使って納豆ができます!

納豆菌がなくっても納豆作れちゃうってすごいですよね。

私、昔フランスに留学していたのですが、納豆食べたいけど日本食売ってるスーパーでは

3パックセットで冷凍納豆が500円!で売られていました。(今は円安だからもっとするんだろうけど)その頃の私に、松で納豆作れるよって教えてあげたい。

というか、いろんな植物の葉っぱの表面には枯草菌が付着しているので納豆作ることできるんです。

東南アジアにも納豆あるってしてます?

実際、東南アジアのミャンマー、ラオスなどでもシダの葉っぱを使った納豆

作られてるんですよね。日本だけではなかった!ミャンマーの納豆はシダなどの葉っぱに蒸した大豆を包んで地面に埋めて(暖かいので)発酵させて作ります。

あんまり糸を引かない種類みたいで潰して平に伸ばしせんべいみたいにして、

屋根の上に並べて干して納豆せんべいみたいなものを作ります。

それを干してパリパリにして保存食にするみたいです。栄養価の高い食品って感じなんですね。

ちなみに、2年前ラオス行った時に、納豆味噌なるもの

(穀醤トゥアナオ)をマーケットで売ってて買ってきて。

今でもその納豆うちの冷蔵庫にあります(笑)結構旨みがあって美味しい納豆味噌なんですよ。

松で発酵させる黒豆納豆の作りかた

ということで、今回は納豆を赤松の枝付き松葉で黒豆を使って作ります。

黒豆でなくても、大豆やひよこ豆など納豆にできそうな豆でチャレンジしてみてくださいね!

コツは豆を味噌作りの時みたいに、かなり柔らかく煮るのがポイントです。

また黒豆を黒くするため、鉄卵を使います。

納豆菌は120度まで死滅しないので、熱いまめに松葉を入れて仕込んでもOKですが、

あら熱が取れたまめに松葉入れるのがお勧めします。

<材料>

黒豆 適量(大豆でもOK)

松葉(枝付きの方が葉っぱ取りやすいのと菌が多い)

ガラス瓶、タッパーなど(消毒済み)

鉄釘、鉄卵など(黒さを出すため)

<作り方>

1、黒豆をよく洗い、浸水させる。8時間ー12時間 しっかり豆がパンパンに水を吸って膨らんでるのを確認する。

2、圧力鍋か鍋で柔らかくつぶれるまで煮る。この時一緒に鉄卵を入れて煮ると黒い色になります。普通に煮ると赤っぽい色の薄い豆の色になります。

3、豆のあら熱をとって、瓶など容器に入れる。一緒に洗って水気を切った松葉(枝付きがBEST)を入れる。葉っぱが多めの方が枯草菌が多いため納豆が確実にできます。

瓶の口にラップをして空気穴を箸などで刺して開ける。センサー温度計を刺しておく。包んでも外で保温の温度がわかるようにする。

4、保温する。40−45度くらいで20時間ほど

ヨーグルトメーカーや電気毛布+バスタオルで包んで。

5、20時間くらい経って黒豆の周りが白っぽくなってきたら出来上がり。大豆より黒豆は色が濃いため、わかりやすいです。

6、一度、冷蔵庫に入れて一1日くらいは熟成させると納豆として発酵が安定します。

7、すぐに食べない場合は、経木+ジップロックや呼吸できる容器に入れて保存する。乾燥に注意すること。逆に密閉してしまうと汗をかいてアンモニア臭などがしやすくなります。

8、熟成させたら出来上がり!基本の醤(醤油ベース)をつけても、酢で絡めても美味しいです。

大きな粒じゃ食べ応えあるので、手作りで作ってみてくださいね!

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