築150年の茅葺茶室 銚子屋の茶室がOPENします!
椿HOUSEの古民家専門お掃除隊!出動!
一般社団法人国際文化里山協会が管理をしていく茅葺茶室となります。これからの時代インバウンドなど外国人に日本の文化を発信するツールとして、この茶室を使っていく場所となります。
千葉県香取市加藤洲にある、銚子屋(旅館)の隣にある茅葺茶室がいよいよOPENすることに。霞ヶ浦のほとりに建つ150年の、京都より移築された素敵な茶室なんです。
今回、ここを大掃除して使えるようにしようということで、やってきました。
室内は畳をあげて板張り状態にして掃除しやすいようにしてもらっていました。
実は50年前に移築され、30年使って20年放置されていて、なんと、、、室内の土間には竹が生えてたりして、かなりの放置具合でした。
すごいですよね、竹の生命力を感じます。。。。
立地はすごく良くて霞ヶ浦と茅葺き古民家、すごく眺めがいい景色です。建ってる場所がとってもいい感じ。
遠くには筑波山も見える感じで、気が高い場所だなと思います。銚子屋の2階の角部屋より眺めるとこんな景色です。
銚子屋という旅館の脇に建っていて、保存するのが大変ということで、持ち主の銚子屋さんが取り壊しをするということを聞きつけ、椿HOUSE(古民家サロン)のオーナー椿さんがその建物を綺麗にして、茶室として活用していく話となりました。
2018年2月17日 椿HOUSE関係者の有志が募り、7名ほどで掃除をしました。
もう、、蜘蛛の巣がすごかったです。内側の柱にほこりとチリと、蜘蛛の巣がこびりついていて。これまた掃うのが一苦労!
建物の壁を濡れふきんでふいてもふいてもなかなか色がきれいにならない。。
そこで登場したのが高圧洗浄機!壁(扉)を一面洗浄したら、みるみるうちにトーンが変わり、こんな見違えるくらいにきれいになりました。
高圧洗浄機はこんなに威力がすごいんです。
ビフォーアフター!ってくらいにホントにこんなに綺麗になるんです!高圧洗浄機、水の力だけで素晴らしいです。
↓ビフォーがこんな感じ。ちょっと木の壁がくすんだ色で風化してる感じですね。
↑アフターはこんな感じで綺麗に色が違う感じです。なんと!ワントーン、ツートーン明るくなっています。
人間でいうと日焼けして一皮むけた感じというか。
昔の木や建物なので、あまり洗剤などは極力使いたくないので、この高圧洗浄機は古民家にも優しい、環境にも優しいです!
でも人には向けないでくださいね。すごい圧力なので。(笑)
綺麗になりました!見違えるようになったアフターのお茶室内
畳を入れて、電気をつけて、、、、
すぐ!使える茶室になりましたよ。ふすまもきれいに取り換えて。
大きな修繕などはしなくても、こんなに綺麗になるものなのです!素晴らしい。
蜘蛛の巣が張っていて、ガラスも曇っていて、、っていう元の古民家からこんなに綺麗になるものなのですね。
みんなでお掃除、手直しして、あまりお金をかけずにこんなにも綺麗になるなんて。日本各地にある古民家も建物の作りがしっかりしているものが多いので、そういう建物を手直しして、後世に残していくってことって大切ですね。
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