若い職人を応援したい、西染物店

デザイナーとして『地域の衣』に関わる活動ができそうな気配。ワクワク!
今回、山梨県甲府の西染物店で、西さんの熱い職人魂に触れてきました。
たまたま、『やまなし食べる通信』編集長の雨宮千春さんと話していて、地域の染物の話になりました。
山梨にも染物文化があり職人がいるよー、ということで、トントンと話がすすみ、アポも取れて。
こういうのタイミングだなあと思いますね。

熱い職人魂、西染物店のまだ若き西さん

雨宮編集長と甲府駅にて待ち合わせして、車で走ること10分くらい。住宅街の一角に、西染物店はありました。

ザ!工房という感じで染めのハケも色別に並んでいます。
このハケ、実はかなりこだわりみたいで、鹿の毛を使って作られています。弾力具合と、長さ、しなやかさが、引き染めに向いているそうで。
このハケを作るのも、京都の職人さんみたいです。
まず目に付いたのは、作業部屋には竹ひごで張られた修正依頼の反物。
黒い部分がムラになってるらしく、染め直しをするべく。
着物をバラバラのパーツにして、接ぎ合せて反物状態にしています。

染め職人というと、おじいちゃん職人のイメージでしたが、なんと!出迎えてくれたのは、まだ若き40歳くらいの西さん。

グラフィックデザイナーの奥様と、ご夫婦で西染物店をやっています。

4代目西さんの職人は京都時代から

もともと、明治より続く紋入れの染物やさんだったようです。今は息子さんが4代目を継いで西染物店として引き染めをメインで仕事されています。
西さんは、京都に染め職人として修行をされてから甲府に戻り、20年くらい染め職人として活躍中です。
現在、西染物店で使っているのは京都染料は京都より取り寄せしているこだわりのもの。
まだ3代目のお父様も現役で『西紋店』で着物のお手入れをメインに活躍中です。
西染物店
今回、引き染め染めの染めをしている様子も見学させていただきました。黒染めをして、色見本を作るところです。

私も西さんと同じく京都で京友禅染物を作っていたので色々話が楽しかったです。
西さんも修行した京都の話が共通で、着物の世界で感覚共有している感じがしました。

山梨の甲府に着物に関わる仕事がある訳は?

でもなぜ、甲府に染物店?って思う方が居ると思います。
私もそうでした。
今回、甲府が昔は花街があり、芸妓さんが居る街だったそうです。
お茶屋、置屋さんもかなり多くあったらしいですよ。
なんで、芸妓さんの着物のメンテナンスの為に紋入れ、染め直し屋さんの仕事もニーズがあり、西染物店みたいな職人さんがいたそうです。

ご縁繋げてくれた『やまなし食べる通信』

今回、やまなし食べる通信の雨宮編集長の、食だけでなく人脈ツテは広い!と実感したのでした。
やまなし食べる通信とは?こちらにくわしく書いています。
食べ物の付録付き冊子となり、地域の生産者を応援しています。2か月に一度、季節の食べ物とその生産者さん特集記事が届きます。
やまなし食べる通信

西染物店の新しいモノ創り

西染物店の方では9月28日〜より吉祥寺にて展示会をするらしく。
今回私と話していて、キッチン回りのテキスタイルと染めの話がでました。
西さんも新しい商品企画を考えているところでエプロンに紋を入れるアイデアが企画になりそうです。
山梨甲府に仕事で行く機会がふえそう。
ワクワク世界が地域巻き込んでできたら楽しい渦が生まれそうな予感です。

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