柿渋のリサイクル米袋バッグ
こんにちは〜
旅する発酵料理家の山田雅恵です。
洋服のデザイナーとして物作りに関わってきていましたが、今回素敵な商品を紹介します。
地方の物作りだけでなく、社会の中に適合しようと頑張っている方々が作り出すバッグです。
池袋の隣の椎名町で素敵な活動と商品に出会いました。
さて、上の写真のバッグ、何で出来てるかわかりますか?
、、、、なんと、米袋バッグなんです。いらなくなった米袋を、同商店街にある 「並木米穀店」からいただいて解体して作っています。
今後はパン屋さんから小麦袋をもらって加工していく予定だそう。
デザインが、おしゃれですよね。
そして手に取ってもかなりクオリティが高く作り込まれてる感、半端ないです。
おそらく裏原宿、青山あたりのセレクトショップだと1万円前後してもいいくらいのクオリティかなあ、と、デザイナーの私からみても思うくらい良くできています。
いや、パリやニューヨークのセレクトショップに置かれてもいいくらいの商品クオリティ!
なんならハリウッドセレブがもつくらいのものに育って欲しい。
尚且つ、柄が袋再利用なので、この世にひとつしかないデザインなのです。
よく見ると、シリアルナンバーも内側に入っているというこだわり。
解体した米袋に柿渋を塗り、紙自体に強度をだしていて、かなりしっかり厚手の素材に加工しています。
ステッチや付属ゴムも配色使いで素敵です。
カラーベルト付きの手提げ型は100個限定商品だそうです。
ストーリーを背負ったバッグ
実はこれらの商品は、ストーリーがあるんです。
不要になった米袋の再利用だけでなく、
作っているのは豊島区の椎名町にある障害者施設の方々。
椎名町の駅から徒歩2分の場所に、GREEN PEPEというリサイクルショップがあり、その店の奥が作業場所となっています。
GREEN PEPE
https://m.facebook.com/greenpepe3104/
みなさん、和気あいあいと作業をしていました。
この作業所は、精神的な病気になられた方々が通っている場所で
元先生や、美容師さんなどもいらっしゃるとのことでした。
バッグのデザイン、試作、型紙おこしはこの施設の職員の方がデザインの学校に昔通われていたそうで。
その方が抜群のセンスで作る商品を手がけられています。
椎名町に芝生がある、珈琲焙煎コミュニティカフェオープン!?
こちらの商品は現在、委託で販売やセレクトショップに卸しで出しているそうです。
今後、椎名町駅近く徒歩2分のアーケードに
この施設の系列店、バリスタが居る珈琲焙煎からするカフェをオープンさせるそうで。そちらにこのバッグ達も置かれて直売される予定です。
ちなみにこのカフェは6月末オープンを目指し、これから建物内部リフォームするとのことでした。
このカフェは地域の人に障害者の方々を近くに感じて貰う、コミュニティカフェを目指しています。
三階建てのビルの二階には、芝生を敷き詰めて靴を脱いでピクニックしている感じになれる、子供連れの方々もこれるお店になります。
ワークショップやイベントもやって行きたいので、お客様でこられたりした方々が、ここでも何か出来たらいいなと思っています。
カフェ作りも、内装もオープン前から関わる方々を増やして行きたいので、イベントにしていくそうですよ。
たとえば
お子様連れの親子の、施設利用者の方が子供さんと遊んで貰って。
その間にお母さん同士の話が話せる時間を作るとか。カフェでベビーシッター的な?
この場所に、この椎名町の地域以外の方々も、わざわざくるようなコミュニティカフェにしたいなあと、施設の職員の方々は話していました。
わたしもこのカフェ作りに発酵料理家として関わり、サンドイッチやスコーンや、醤ワークショップができたらと思います!
椎名町に今後、活動盛んな、障害者施設ができるのを応援していきたいですね。
studio pepe
椎名町駅北口より徒歩3分
tel/fax 03 5926 5256
1710051
豊島区長崎1ー3ー10関戸ビル1F
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担当 佐藤、関戸