素敵すぎるキッチンのある古民家、那須コモンズ

行って来ました!

旅する発酵料理家in 那須コモンズ

東京から那須高原まで車で2時間半くらい。

180キロの距離、那須高原にある那須コモンズ。移築された古民家が現代の時代に合わせて住みやすく、改装された建物です。

東京から那須に移住を目標としているご夫婦のお宅です。

こちらは住居であり、イベントをやったり、将来はカフェとして那須のコミュニティの場所作りとして活用していきたいという場所作りをしていきます。


那須コモンズってどんなところ?

今回はこちらでお世話になりました。素敵なキッチンに感動です。そして、かかわって数年かがりで仕上がった家!

築150年の西日本より栃木県の那須高原に移築されたおしゃれ古民家。

昔の建物を活かし、現代的なものを取り入れ、快適に過ごせる空間と仕上がりました。

まだ壁もできてない、水周りもない、たたみ、床も無い状態を知っているので感動しました。

今回は完成オープニングイベントとして、発酵料理でもてなしのため18人分の発酵料理作りをしてきました。

ここは知り合いの夫妻が、6年前購入した西日本から移築された古民家を購入。

数年かけて修復作業をして古民家再生させました。

その間、日本民家再生協会や民家の学校の授業で使われたりして徐々に家を仕上げていきました。竹小舞の壁作りなど、古民家再生する建築家の方のご協力により素晴らしい仕上がりとなりました。

わたしも3年前くらいから漆喰壁塗りWSや側溝掘りなどでかかわり、何度も修復作業をお手伝いしてきた、思い入れもある物件です。

使いやすいオシャレなアイランドキッチン

まず、とっても素敵過ぎるアイランドオープンキッチンin土間

入り口入ると、まず目につく場所に最新式のIHクッキング出来るキッチン。

広くて解放的で、使いやすくてオシャレ。

もう、料理家にとっては完璧です。

古民家で聞く蓄音機の音色は幸せの波動

オープニングイベントには18名があつまり、

夜には蓄音機でジャズなど聞いて至福の時間を過ごしました。いい幸せ波動に包まれました。

まさに、これこそ至高、至福!

そして、、暖炉で魚の塩釜焼きは大人気!

塩と卵白で、丸ごとの魚を包んでアルミホイルで覆います。

2匹を暖炉で焼きましたが、あっと言う間に

即完売でした。^_^

やはり大人数はもりあがります。

満腹になって、ひと段落したら、、

夜は映画観賞会。古民家ならではの、漆喰の白壁に映画を映し出して、古民家がミニシアターに変身!

アルプスの少女ハイジの、実写版見て感動したのでした。

早朝は、那須の森の中で気持ちよい朝を感じて。

鳥のさえずり、ホトトギスの鳴き声に癒されました。

自然を感じる場所にあるので、花咲いたスミレや新緑の小枝も生けたり、浮かべたり。

今後、那須コモンズでは様々なワークショップやイベントを開催するので色々楽しみです。

秋の紅葉の美しい11月には、家族写真撮影会を那須高原で、那須で活躍するカメラマンと撮影会講座も開催予定しています。

那須コモンズ

こちらはFacebookページとなります。

那須コモンズが気になる方、古民家再生など興味ある方、那須の素敵な場所を探してる方、ぜひイベントなど参加ご一緒できたらとおもいます。

奇跡の茅葺き古民家茶屋オープニングイベント

霞ヶ浦に沈む夕陽が素敵すぎる場所で時を感じる

ここはどこ?!と感じる風景と

霞ヶ浦の夕陽に感動。

遠くの筑波山のシルエット。

この景色と過ぎ行く時間を感じて貰いたい!

奇跡の茅葺き茶屋のお披露目茶会の動画が仕上がりました。

かなりいい感じで音楽も合わせて編集しています。

奇跡の茅葺茶室お披露目会

ここは茨城県霞ヶ浦ほとりにある、割烹旅館銚子屋の敷地内にある、築150年の茅葺き茶室。京都より50年前に移築されました。

。30年茶室として使用され、20年間放置されていました。

取り壊しの話をきき、再生活用する流れとなりました。私の活動している、古民家再生サロン、椿house。

この母体となる一般社団法人国際里山文化協会の代表理事、椿邦司さんがこの茅葺き茶屋活用、お茶室復活させることになりました。

みんなで同じ沈む太陽を、待つ時を過ごすって素敵でした。

日本の文化体験を世界へ伝える役割りだなあとつくづく。

奇跡の茅葺き茶屋のお披露目茶会は大成功でした。

参加者さんには出島屋から船に乗って、銚子屋へ移動していただきました。

裏千家の方々や

ホントの忍者(武蔵一族)

神崎町長、潮来市長、外務省、経産省、

はたまた山口から飛行機で檜皮葺きの職人

中国の航空会社の方も中国から。

様々な方がこの、茅葺き茶屋のお茶会へ来ていただきました。

野天、茶室内でのお茶会となりました。

この場所が、日本文化体験ができる、貴重な場所として多くの方に知ってもらい。

日本文化を外国に発信する場所になること、

これからさらに活用していけたらとおもいます。

これ食べにきたくなる潮来名物!鯉のうま煮

霞ヶ浦のほとりを走るサイクリストが、

この茅葺き茶屋でランチや休憩をとれる場所にもしていきたいです。

今回、このオープニング用にコース作っていただきました。

割烹旅館銚子屋の名物、うなぎの佃煮茶漬けや鯉のうま煮、旨味抜群!!

初めて鯉食べましたが、意外にも美味しかったです。

こちらも、今後メニューに出していただけるそうですよ。

鰻のお茶漬けは薬味、出汁で食べますが

最高!!でしたよ。

日本人で良かったと思える一日でした。

今回のオープニングイベントはyahoo ニュース、朝日新聞にも取り上げていただきました。

茅葺き茶室オープニング

こちらの問い合わせは、椿houseまで。

tsubakihouse1@gmail.com

プレミアム京都発酵ツアーのススメ

【発酵プレミアムツアーvol.1 @京都 講座始めます。】

1000年の都、京都にて発酵の世界の中級編の講座を開講することになりました!

かなり盛り沢山な内容となっていて大満足間違いなしです。

このプレミアム発酵ツアーは発酵のことをさらに一歩、深く踏み込んでちょっとマニアに詳しく学びます。

なんと、通常だとなかなか入れない発酵絡みの醸造所を見学アポとりました。

ランチは、京都のお漬物を堪能できるお店を予約しています。

企画するのは、日々微生物の声を聞いているこのメンバー

京都と滋賀の発酵料理家(村中直美)

旅する発酵料理家(山田雅恵)

京都町家の天然酵母パン教室主催のYUKARI(檜垣由香里)

京都の発酵に関わる現場の話を聞き、発酵の世界を生活に生かし実践するための講座となります。

発酵のプロと京都発酵の世界を巡るプレミアムツアー!

この機会微生物の声を聞きませんか?

6月〜8月まで3回連続講座(1か月1回)開講します。

【1回目 】6月22日(金曜)

●人数限定15名様

●京都市内の発酵に関する醸造所の見学2箇所現場のインタビュー

①菱六さん→種麹屋(もやしや)

映画『千年の一滴』にも取り上げられています。

https://kawashima-ya.jp/?mode=grp&gid=1307571

②藤原食品→京ブランド認定納豆屋

http://www.fujiwara-

●オススメ発酵ごはんたべれるお店でランチ会(参加者交流会)

09:45 菱六さん現地 集合

10:00〜 菱六さん見学(東山地区)

12:30〜13:30田辺宗ランチ(85食堂ランチ)こちらで解散となります。

午後からの藤原食品さんは希望者のみとなります。

15:00〜16:00 藤原食品見学(北区鞍馬口)

現地解散となります。

下記どちらかとなります。

①菱六さん→京阪で田辺宗ランチ→バスと地下鉄乗り継ぎ又はタクシーで藤原食品

②菱六さん→バスか京阪地下鉄乗り継ぎで85食堂ランチ→地下鉄で藤原食品

●参加費 7000円

2箇所醸造所見学、ランチ付き(午後の藤原食品さんは希望者のみ)

※交通費は参加者様負担となります。

●お申し込み、お支払い

※こちらのイベント参加ボタンだけでは申し込みになりませんのでご注意ください。

①こちらのpeatixサイトよりお願いします。

お支払い確認してから、お席確保となります。

以下のサイトよりお申し込みいただけます。

カード決済いただけます。

https://kyotohakkou.peatix.com/view

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なんでも新鮮!じばさんず

活気がすごい、じばさんず

今回は地元の秦野で盛り上がってる、『じばさんず』をご紹介します。

246の通り沿い、秦野駅よりちょっと15分くらい歩きます。

私は鶴巻温泉からバイクで246を走り、いってしました。鶴巻温泉から20分くらいかな?

http://ja-hadano.or.jp/jibasanzu/

こちらはわが町、秦野市のJAはだのが運営する直売所です。

JA秦野の準組合員になったことで、じばさんず情報は色々聞くようになりました。

鶴巻のカフェにくるお客様、農家さん、JA秦野の方から色々ときいていて、ずっと気になっていた場所で。

ようやくこれました!

秦野市は自然が豊かな場所で、畑の野菜、田んぼのお米、豆類、果樹、お茶、花などの多くの生産者さんがいらっしゃいます。

建物の中に入ってみましょう!

あ、その前に。

入り口広場には、、、農家さん、家庭菜園者には嬉しい発酵牛糞、籾殻、鶏糞、なども売ってました。

大量に、牛糞の袋を軽トラに積み込んでる方も居ました。ちなみに、鶏糞一つ100円!

とかってすごいです。おそらく5キロくらい入ってる感じ。

こちら【じばさんず』では、秦野市の生産物をメインに全て国内産の商品が揃っています。

とおく離れた沖縄の商品もありました。

日本全国のJAの繋がりで取り寄せたもの?!でしょうか。

巨大な野菜モチーフがアピール

まず目に入るのが、柱にくくりつけられた巨大なトマトとピーマンのモチーフ。

朝採り野菜がいっぱいならべられています。

今の時期、3月末だと菜花がたくさんの種類置かれていました。

秦野市の生産者さん商品には、生産者の名前のシールが貼ってあります。

農家さんが新しい商品を品出しするときは、

『〇〇さんの、キャベツただいま入荷しましたー』って会場に響き渡るアナウンスはいります。

農家さん、嬉しいですよね。自分の野菜アナウンス。

ちょうど山菜コーナーには、つくしも販売されていました。つくしは、乾燥させてパウダーにすると花粉症に効くので、花粉症辛い方はぜひ!

食材だけでなく、加工品もいっぱい。

秦野納豆、苺サイダー、梨サイダーもありましたよ。

さすが!落花生で有名な秦野ならでは。

落花生はこちら、秦野市ではかなり有名です。千葉でも有名ですが、秦野市は落花生専門店もチェーン店であるくらいで。

落花生農家さんも多いのです。

落花生栽培で種も販売しています。私も、今年、落花生を畑で作りたいので、この種も買ってきました!

花が咲いて、地面に花が潜り、地下で実になるそうで、それをみてみたいなと。

落花生が有名な千葉の八街でわかりやすい図解が載っていたので参考に。

http://www.city.yachimata.lg.jp/peanut/seityou.html

栄養豊富な自然のサプリメント、だそうです。落花生ってすごいですね。

こちらの『じばさんず』では

販売している野菜などは、残留農薬検査もきちんとして数値チェックをしているようです。

安心して購入できるように、色々とJAも購入者の立場に考えてくれてます。

ここは9時からオープンしていますが、10時くらいに行くと品揃えがよいですよ。

パンやお菓子、田舎料理のお惣菜もあるので、おすすめ!です。

みなさん、秦野市のじばさんず、ぜひお近くでしたら行かれてみてくださいね。

なんといっても、活気があり、楽しいです。

かなり滞在時間が長くなっちゃいますね。

http://ja-hadano.or.jp/jibasanzu/

素晴らしき茅葺き茶屋

千葉県香取市にある、霞ヶ浦のほとりにある銚子屋の茅葺き茶室。

一般社団法人国際里山文化協会が、椿houseの茶室としてオープンします。

2018年4月8日茶室オープニングイベント開催します。

野天の組み立て茶室のお茶会も予定。

銚子屋の名物、鰻の佃煮、鯉のうま煮、川魚のかき揚げなどもご用意。

https://www.facebook.com/events/855402097980655/?ti=icl

この景色は、、、

写真で伝わりますか?

ため息でるほど素晴らしい景色です。

京都より移築された築150年の古民家茅葺き茶室、写真家さんに撮影してもらいました。

霞ヶ浦の夕陽がとても綺麗なシチュエーション。

夕陽の時間帯に、茶室の扉をあけて室内も写真を撮っていただくと

こんな感じ。

こんなところでぼうっと、畳に寝そべって

一日ゆっくりするのもよいですよね。

インバウンドで今後は外国の方にも、日本文化を体験、世界に発信するためにも活用していきたいですね。

ゆったりとした時間の流れに身を置くと、

また新しいインスピレーション生まれそうです。

お問い合わせは、以下まで。

椿house

tsubakihouse1@gmail.com

暮らしに寄り添うお裁縫くらす

暮らしに寄り添うって、こういうことね?!

そして、久々にヴィパッサナー瞑想者と、

朝夜、瞑想して座りました。

古民家で、お裁縫くらすベレー帽作りを開催!

場所は千葉の茂原駅から車でいった、長南町にある芳泉茶寮。

古民家カフェ、芳泉茶寮は素敵な築160年の古民家

千葉県の茂原駅から車で20分、長南町にある

築160年の古民家カフェの芳泉茶寮さんへいってきました。

http://healthytastyandwise.blog.jp

こちらは高橋夫妻が思うこの古民家への思い、修復作業をされたことが書いてあります。

https://www.hosensaryou.jp/housensaryo_html

今回は一泊二日で行ったので、

芳泉茶寮の高橋夫妻には大変お世話になりました。

ロンドン、上海と、外国に住み、四ツ谷から

茂原の古民家を買い、移住してきたご夫婦。

ヴィパッサナー瞑想の指導者となり、瞑想することを人生のメインにおいて、生活をされています。

話していてとても、楽しい充実した話が色々できた2日間となりました。

実は高橋さん、国際弁護士として大活躍をしていた経歴もあり、人生、生きること、経済の仕組み、お金のこと、色々と思うことがあり。

その後、この茂原の古民家へ移住しました。

今の方が心や暮らしは豊かだと言ってましたよ。

私も新宿に、住みファッションデザイナーの仕事をしていて、鶴巻温泉へ移住したので

凄く同感するところが多々あります。

人生、これからどう生きるべきか

色々ヒントをいただく滞在となりました。

お裁縫くらすは、初めてさんもベレー帽作りました

みなさん、初めてベレー帽作りする方ばかりで、自分でもできるのね!

と、好きな生地を選んで裁断、縫製して3時間ほどで仕上げましたよ。

次回のお裁縫くらす@芳泉茶寮は7月あたまに。

年代ものの、足踏みミシンが出てきたので、直してこれ使って縫い仕事したいなあと思います。

芳泉茶寮さんの素敵な室内

芳泉茶寮のオーナー、高橋夫妻は上海に住まわれていたのもあり、中国茶器も戸棚にかなり揃えられていました。

美味しい点心や中国茶が飲みたくなった場合は、ぜひ茂原の芳泉茶寮へ。

昔ながらの古民家がほっとしたゆったり流れる時間を提供しますよ。

昔懐かしい足踏みミシン

茂原の古民家カフェ、芳泉茶寮で見つけた、年代ものの

足踏みミシン。

古民家に足踏みミシン、めちゃめちゃ絵になるって思うのは私だけでしょうか?

40歳代以上の人は、実家にあった!

家庭科授業で使った!

って人がいるミシンです。

このシンガーの足踏みミシンは電気がなくても、

停電しても、縫うことできるって、ある意味凄いですよね。

ただ、今回のこのミシンは皮ベルトが切れてしまい、回らないのです。

早速直して、動けるようにしますと

高橋夫妻がおっしゃってました。ワクワク!

ミシン台の引き出しから、芯が木の巻き糸がでてきました。昔ありましたね、こんなミシン糸。

懐かしい、、、

次回のお裁縫くらす@芳泉茶寮は、

【古民家で足踏みミシンを使ってもの作り】

をやりたいなあと企んでおります。

古民家繋がりの別の友人が

「家庭科の宿題をお母さんにやってもらっていた人のくらす」

「幼稚園の縫い物を業者に出していた人も大丈夫くらす」

をリクエストしてくれたので、現実に作るサンプルを試作していきたいなと思います。

味噌キッズサイエンス@大田区にて

地方で開催していたキッズサイエンスがいよいよ都内へ

ついに!

都内でもキッズサイエンス味噌仕込み会を開催しました。

これまで久米島、京丹波、長岡京、京都でキッズサイエンスを行なってきました。

子供に大人気!?内臓エプロン

キッズサイエンスは、子供に食に関して意識を高め、自分でたべるものを作る、食べたものが身体に入るとどうなるか?を知ってもらうためのクラスです。

やはり、、、内臓エプロンは子供に大人気。

毎度思うけど、どんな地方でも子供の反応は良いですねー。

食べたものがどう、消化されるか?

どんなウンチがよいウンチ?色やニオイなど。

そんな話も子供と対話しながら、食と身体に意識を持ってもらう授業をしました。

実際の小腸の長さをわかってもらいたくて、ひっぱってます。

小腸ってかなり長くてびっくりですね。

漢方薬のような栄養の宝庫の黒豆味噌

今回は、黒豆と玄米糀の味噌を作りました。

椿ハウスの田んぼオーナーさん、さんが保育園仲間の親子さんを集めてくれましたよ。

参加された親子さんは、椿ハウスの田植えにみなさん参加されていたそうで。

また今年もみなさんで、田植え来てくれるみたいです。で、そのまま椿ハウスの開拓地にてキャンプをする予定!?

ところで、、、

今度、闇の結社 パパ会に参加させて貰うことになりました!

かなり楽しみ。

出会いは色々繋がりますねー

人が人の出会いを運んできますね。感謝。

また椿ハウスでも子供が集まる際に、キッズサイエンスをテーマ変えてできたらよいなあと思います。

目指すはハリウッドスターが持つ?!素敵なストーリーあるバッグ作り

柿渋のリサイクル米袋バッグ

こんにちは〜

旅する発酵料理家の山田雅恵です。

洋服のデザイナーとして物作りに関わってきていましたが、今回素敵な商品を紹介します。

地方の物作りだけでなく、社会の中に適合しようと頑張っている方々が作り出すバッグです。

池袋の隣の椎名町で素敵な活動と商品に出会いました。

さて、上の写真のバッグ、何で出来てるかわかりますか?

、、、、なんと、米袋バッグなんです。いらなくなった米袋を、同商店街にある 「並木米穀店」からいただいて解体して作っています。

今後はパン屋さんから小麦袋をもらって加工していく予定だそう。

デザインが、おしゃれですよね。

そして手に取ってもかなりクオリティが高く作り込まれてる感、半端ないです。

おそらく裏原宿、青山あたりのセレクトショップだと1万円前後してもいいくらいのクオリティかなあ、と、デザイナーの私からみても思うくらい良くできています。

いや、パリやニューヨークのセレクトショップに置かれてもいいくらいの商品クオリティ!

なんならハリウッドセレブがもつくらいのものに育って欲しい。

尚且つ、柄が袋再利用なので、この世にひとつしかないデザインなのです。

よく見ると、シリアルナンバーも内側に入っているというこだわり。

解体した米袋に柿渋を塗り、紙自体に強度をだしていて、かなりしっかり厚手の素材に加工しています。

ステッチや付属ゴムも配色使いで素敵です。

カラーベルト付きの手提げ型は100個限定商品だそうです。

ストーリーを背負ったバッグ

実はこれらの商品は、ストーリーがあるんです。

不要になった米袋の再利用だけでなく、

作っているのは豊島区の椎名町にある障害者施設の方々。

椎名町の駅から徒歩2分の場所に、GREEN PEPEというリサイクルショップがあり、その店の奥が作業場所となっています。

GREEN PEPE

https://m.facebook.com/greenpepe3104/

みなさん、和気あいあいと作業をしていました。

この作業所は、精神的な病気になられた方々が通っている場所で

元先生や、美容師さんなどもいらっしゃるとのことでした。

バッグのデザイン、試作、型紙おこしはこの施設の職員の方がデザインの学校に昔通われていたそうで。

その方が抜群のセンスで作る商品を手がけられています。

椎名町に芝生がある、珈琲焙煎コミュニティカフェオープン!?

こちらの商品は現在、委託で販売やセレクトショップに卸しで出しているそうです。

今後、椎名町駅近く徒歩2分のアーケードに

この施設の系列店、バリスタが居る珈琲焙煎からするカフェをオープンさせるそうで。そちらにこのバッグ達も置かれて直売される予定です。

ちなみにこのカフェは6月末オープンを目指し、これから建物内部リフォームするとのことでした。

このカフェは地域の人に障害者の方々を近くに感じて貰う、コミュニティカフェを目指しています。

三階建てのビルの二階には、芝生を敷き詰めて靴を脱いでピクニックしている感じになれる、子供連れの方々もこれるお店になります。

ワークショップやイベントもやって行きたいので、お客様でこられたりした方々が、ここでも何か出来たらいいなと思っています。

カフェ作りも、内装もオープン前から関わる方々を増やして行きたいので、イベントにしていくそうですよ。

たとえば

お子様連れの親子の、施設利用者の方が子供さんと遊んで貰って。

その間にお母さん同士の話が話せる時間を作るとか。カフェでベビーシッター的な?

この場所に、この椎名町の地域以外の方々も、わざわざくるようなコミュニティカフェにしたいなあと、施設の職員の方々は話していました。

わたしもこのカフェ作りに発酵料理家として関わり、サンドイッチやスコーンや、醤ワークショップができたらと思います!

椎名町に今後、活動盛んな、障害者施設ができるのを応援していきたいですね。

studio pepe

椎名町駅北口より徒歩3分

tel/fax 03 5926 5256

1710051

豊島区長崎1ー3ー10関戸ビル1F

network-houyu@chime.ocn.ne.jp

担当 佐藤、関戸

着る薬とは・・・?

着る薬ってなんだろう?

こんにちは。旅する発酵料理家の山田雅恵です。だんだんあたたかくなってきて、春めいてきました。

着る薬と聞いて何を思いうかべますか?

そんな最近、なぜか頭の中に、『着る薬』というキーワードが浮かんできています。

着る?薬?

・・・・なんだろう?て一瞬、おや?と思いますよね。『着る薬』は、肌の弱い方やアトピーの方、子供以外でも着ること、肌に身に着けるもので心身が変わる、影響力があることを伝えたいです。一般の人は、食べるもの、住むところなどは、意識して選択すること多いですが、着ること、服はどうでしょう?

草木染め、藍染め、真綿(絹)、麻布、竹布、、、、昔から作られていたもので、今までつながって残っているものには残る意味があるのだと、最近おもうようになりました。

肌に身に付けるものは、意識していくことで身体に影響し、気持ちに与えるもの、毎日の生活の一部になってることに気づいている人はどのくらいいるでしょう?

では、『着る薬』とはなんなのか?

今回は私が思う、『着る薬』の中で2つを取り上げて

1.タケフ(竹布)

2.藍染

について書いていこうと思いますね!

タケフの心地よい素晴らしさ

タケフ(竹布)というブランドがあるのはご存知でしょうか?オーガニックや、自然食品などを意識する方は知ってる方、使ってる方は多いです。

竹の繊維からできていて、滅菌作用もあるのと天然繊維のため、2018年1月に医療用ガーゼと認定を受けました。

タケフの商品は再生繊維で肌に気持ちよく、着ていても汗かいても滅菌作用のため、臭いも出にくいといわれます。

タケフにある5つの特徴はこちら

菌の繁殖を抑制するTAKEFU(竹布)は、医療関係の繊維製品としてはもちろん、肌に直接触れる布ナプキン・肌着・靴下など、また湿度が高くカビが発生しやすい環境に置かれることの多いタオル類、濡れた状態が続く台布巾などの素材として最適です。

私も家でタオルを使ってますが、湿ったままのタオルも臭いがつくことないので、旅先に持参するのはいつもタケフです。

タケフは代表が素晴らしい人格者

http://www.nafa-take.com/message.html

タケフ(竹布)は株式会社ナファ生活研究所の代表、相田雅彦社長がまたまた素晴らしいのです。

もう、愛が柱というか、自らの使命に沿って生きてるため、真っ直ぐで、清々しいのです。

タケフの会社に伺うと、いつも良い気が流れていて、気分が良くなる感じになります。

マイナスイオンに満たされてるというか。

会社設立20年を迎え、世界へタケフを広めるため、さらにピュアな思いで進んでいくんだなあ、、と応援しています。

身体に身に付ける服、生活に使うテキスタイルは身体に心に心地よいものを使う方が増えていただきたいです。

タケフの商品ラインナップは、かなりありまして、気になる方はこちらより。

http://www.takefu-shop.com

藍染めのすばらしさも、着る薬につながる

この写真は、去年地元の神奈川県秦野市のお友達の畑で藍の葉っぱを収穫してきて、生葉で染めた藍染めのシルクショールです。

普通思う、藍染めはもっと紺色で濃くって、、、、という感じですが。

生葉で染めると、こんなきれいなブルーの色に染まるのです。この藍の能力はすごいのです!

それそろ暖かくなり、徳島の高校から送ってもらった藍染めの、たで藍も畑に種をまく時期が近づいてきています。

徳島の高校の藍の種無料頒布

http://josei-hs.tokushima-ec.ed.jp/index.php?action=journal_view_main_detail&block_id=506&post_id=146&comment_flag=1

藍染も発酵させてつくる染物です。

私の中で、藍は食べることで抗酸化作用や、抗がん作用などもいわれていて、昔の藍染め師は病気にならないといわれていたほど。

昔の人は今よりなぜかそれがいいのをわかっていて、日常生活に身近にあったのです。現代の生活は、その当たり前のものが、すぐお金を出せば手に入るようになり、ものの価値やストーリーを意識しないようになっています。

こんなにいいものが日本各地にあるのに、それを後世に伝えられず、衰退していってしますものがとても多いですね。

秦野で育てる藍

秦野市(はだのし)の渋川にて友人が有機農家さんをしています。

やまやま農園さんは、秦野市に移住されたご夫婦です。

羊を飼って、野菜やハーブ、徳島から取り寄せた、たで藍を育てています。

去年、8月にその友人の畑で藍の葉っぱを収穫して、生葉で藍染をしました。

藍の効果効能 薬としての藍

素晴らしい藍の効能をみていきましょう!どのような効果が、藍には秘めているのでしょうか。

藍で染めた肌着は、昔から冷え性や肌荒れ、汗もなどに効果があるといわれます。防虫効果も高く、江戸時代の古布も藍で染まった場所だけ虫食いが無かったり、大切な着物は、藍の風呂敷で包んでしまった…といわれます。また、水虫に効くとか、マムシよけになるとして、手甲伽半を染めていたという話も聞いたことがあります。“藍染の下着や靴下は臭くならない”というのも実感されている方は多いようです。

藍の歴史でも触れましたが、そもそも草木からとった染料は、布を染めるという以前から、病気に効く、薬として効果効能を追求したもので、太古の儀礼や儀式においては、色そのものに効果が期待されたものでした。それらが長い年月にわたって利用されてきたことを考えると、単なる呪術的な意味だけでなく、実際に効果を期待できたということだと思います。逆に言えば、漢方、生薬と呼ばれるものの大半は、染料としても使えるという側面を持っています。

まさに色は命を支えるものだったのです。その中でも特に藍は、さまざまな効能から洋の東西を問わず、薬として認められてきました。中国や日本に昔から伝わる薬学書、『神農本草経』『本草拾遺』『開宝本草』『本草綱目』といった書物には、藍の利用法や効果、効能が事細かに記されています。

近年でも、林原生物化学研究所などが藍の抗炎症作用、抗菌作用、抗酸化作用についての発表をするなど、改めて藍の効果効能に注目が集まっています

http://www.blue-edge.jp/06_effect.htmlより引用

昔から続く染物や天然繊維、織物などが今に残っているのは本当に良いもの、後世に残したいものだからですね。

こういうことを意識して着るものを選んで行きたいなとおもいますし、みんなが身体と着るものを意識できる世の中を作っていけたらとおもいます。

今回ご紹介したのはタケフ、藍染めの2つでしたが、身につけるものを意識することちょっとでも伝わったでしょうか。

私が考える『着る薬』とは、

『身につけることで、自然治癒力を高められ心も身体も健やかになる服』

を提案したいです。

着ること、食べること、住むこと、衣食住は私たちの暮らしのベースとなること、忘れてはいけないのではないでしょうか。